7月20日に開幕したFIFA女子ワールドカップ。大会前にはFIFAが求める放映権料が高額なために放送局が決まらない問題もあった。
その際、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「私は世界中のすべての選手、ファン、サッカー関係者、大統領、首相、政治家、ジャーナリストたちに呼びかけ、女子サッカーに対する公正な報酬を求めるこの呼びかけを支援してもらう。女性たちにはその資格がある」」などと訴えていた。
だが、『Sky』などによれば、インファンティーノ会長は、開幕から1週間ほどで女子W杯を去り、タヒチに戻っていたという。
これはプライベートジェットの動きを追跡したもので、17日にタヒチを発ち、8日ほどニュージーランドに滞在し、25日に再びタヒチに戻っていたとのこと。
今大会はニュージーランドとオーストラリアの共催であるため、距離的に全ての試合を訪れることはできない。ただ、インファンティーノ会長は共催が決まってからもオーストラリアは訪れてさえいない。
同会長は今大会が史上最高の観客数になるだろうと繰り返し述べてきたほか、先日には「正しいことを行うのに遅すぎることはない。試合を見に来てほしい」と訴えていた。
一方、2022年にカタールで男子W杯が行われた際、同会長は大会前1年ほど前から同地に滞在。その際、FIFAは「会長としての職務を遂行し、W杯に寄り添うため」と説明していた。
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女子W杯は8月20日に閉幕するが、FIFAは会長がいつ戻って来るのかを明らかにしていない。Skyによると、FIFAはインファンティーノ会長がオーストラリアで行われるグループステージの試合を見るために戻ってくると答えたという。
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