昨季歴史的3冠を成し遂げたマンチェスター・シティは、プレシーズンツアーで日本と韓国を訪れた。
『Daily Mail』によれば、シティのツアーは前代未聞のものとなり、1600万ポンド(28.9億円)以上の収入を得たとのこと。
韓国に到着した際、選手たちはもみくちゃにされたほか、ソウルで行われたアトレティコ・マドリー戦のチケットは30分で完売、練習を見るためだけに2万人以上が集まった。
また、日本での2試合も英国のファンは入手困難だった。国立競技場のグッズ売り場には長蛇の列ができ、試合当日の最高売り上げを記録するなど売り切れが続出。日本でのイベントにも数千人が集まった。
ジョゼップ・グアルディオラ監督は商業的な理由でのアジア訪問だったことを認めていたが、期待通りの効果があったとのこと。
アンバサダーを務めたショーン・ライト=フィリップスも「こうなるとは予想していなかった。素晴らしいし、クラブがどこまで到達したかを示している。選手たちはイングランドだけのスターに留まらない。世界的スーパースターだ。彼らがやってきたことからすれば当然さ。ファンは増え続けている。世界のこの地域に来るたびに、やってくるファンの数は増え続けているよ」と話していたそう。
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同じようにこの夏にジャパンツアーを行っているPSGも今回のツアーで2000万ユーロ(31.1億円)以上の資金を得るとされている。