サッカーにおける移籍マーケットはカオスなものであり、公式発表が行われるまで何が起こるかわからない。

ときには口頭において合意に達していたにもかかわらず、そのあとに物事が変わってしまうことも。今回は『Planet Football』から「移籍決定直前で突然別のクラブへ加入した」選手たちを特集する。

ミハイロ・ムドリク

加入すると言われていたクラブ:アーセナル

加入したクラブ:チェルシー

2023年1月の移籍市場においてアーセナル入りが有力だと言われていたミハイロ・ムドリク。伝えられるところによれば、シャフタール・ドネツクとの交渉のなかで3回もの入札を行ったという。そしてムドリク自身もアーセナルに加入したいと決めていた。

しかしそこでチェルシーが登場。トッド・ボーリー会長はアーセナルよりも良い条件を提示した。シャフタール・ドネツクのCEOが『The Athletic』に明かしたところによれば、決め手となったのは移籍金の支払い時期とボーナスの条件であったとのこと。