ラ・リーガは14日、今シーズン1部と2部に所属している各クラブのサラリーキャップ(総年俸上限額)を発表した。
その額は以下の通りとなっている。
- レアル・マドリー:7億2745万ユーロ(およそ1142.5億円)
- アトレティコ・マドリー:2億9635万ユーロ(およそ465.4億円)
- バルセロナ:2億7002万ユーロ(およそ424億円)
- セビージャ:1億6872万ユーロ(およそ267億円)
- ビジャレアル:1億4391万ユーロ(およそ224.6億円)
- レアル・ソシエダ:1億2474万ユーロ(およそ196.3億円)
- アスレティック・ビルバオ:1億6万ユーロ(およそ157.1億円)
- ベティス:8990万ユーロ(およそ141.2億円)
- バレンシア:8552万ユーロ(およそ134.3億円)
- セルタ:7988万ユーロ(およそ125.6億円)
- アルメリア:6208万ユーロ(およそ97.4億円)
- マジョルカ:6095万ユーロ(およそ95.8億円)
- ジローナ:5197万ユーロ(およそ81.7億円)
- ラージョ:5153万ユーロ(およそ80.9億円)
- カディス:4927万ユーロ(およそ77.4億円)
- グラナダ:4758万ユーロ(およそ74.6億円)
- オサスナ:4713万ユーロ(およそ73.8億円)
- ヘタフェ:4027万ユーロ(およそ63.3億円)
- ラス・パルマス:3518万ユーロ(およそ55億円)
- アラベス:3127万ユーロ(およそ49.1億円)
この中で驚きなのがバルセロナ。昨季のサラリーキャップは6億4800万ユーロ(およそ1017.7億円)であったため、なんとそれから594億円ほど下落しており、アトレティコ・マドリーにも追い抜かれてしまっている。
なお、このサラリーキャップは選手、コーチ、アシスタントコーチ、フィジカルトレーナー、リザーブチームやアカデミーの給与が該当する。
バルセロナは昨季から今季にかけてなんと半分以下にまで人件費を落とさなければならなかったそう。
『Sport』によれば、すでにアトレチコ・パラナエンセから獲得することが決まっているブラジル人FWヴィトール・ロッキの取引も難しくなっているとか。
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ヴィトール・ロッキは1月のマーケットでバルセロナに加入する予定だが、それまでに選手の売却や株式の譲渡などで資金を調達する必要があるという。レアルよりの媒体から出るならともかく、『Sport』はバルセロナ寄りのメディアだけに、そこでネガティブな報道がされることは不安なポイントだが…。