今夏のマーケットで驚きのサウジアラビア移籍を決断したU-21スペイン代表MFカブリ・ベイガ。
昨季のラ・リーガでは11ゴールを決めるなどして最高レベルの若手として評価を受け、ビッグクラブへの移籍も噂されていた選手だった。
ところがこの夏にはなんと移籍金3000万ユーロ(およそ49.1億円)でサウジアラビアリーグのアル・アハリへと加入することになった。
その理由は給与面であると言われ、年俸はセルタで貰っていた50万ユーロ(およそ8200万円)の約25倍にあたる1300万ユーロ(およそ21.3億円)ほどだという。
彼を狙っていたナポリの提示が220万ユーロ(およそ3.6億円)だったと言われ、その条件の差は圧倒的なものだったそう。
ただ、いざサウジアラビアに渡ったガブリ・ベイガは期待通りの活躍が出来ておらず、ここまで11試合で1ゴールと不調に喘いでいる。
『eldesmarque』によれば、その状況を受けて現在古巣のセルタ・デ・ビーゴが彼に接近しており、期限付き移籍で復帰させるための交渉を行っているとのこと。
ガブリ・ベイガ自身もサウジアラビアのサッカーに全く馴染めておらず、異なる環境に苦しんでいるという。
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もちろんアル・アハリに近い関係者はガブリ・ベイガの放出を否定しているそうだが…。