昨年夏にレアル・マドリーを退団し、サウジアラビア1部リーグのアル・イティハドへと加入したカリム・ベンゼマ。
2年間の給与総額4億3000万ドル(およそ650億円)と言われる巨額の契約を結んだものの、このところ深刻なトラブルに見舞われていることが伝えられている。
ベンゼマは先月のアル・ナスル戦で2-5と大敗したあとに大きな批判を受け、炎上していた自身のInstagramアカウントを削除。
さらに試合の数時間後からはクラブを突如離脱してトレーニングに姿を見せず。後の報道によればベンゼマはモーリシャスで休暇を取っていたとされており、アル・イティハドは10日間ほど彼と連絡を取ることすらできなかったそう。
17日間ほど遅れて練習に戻ってきたベンゼマであるが、マルセロ・ガジャルド監督にはトレーニングキャンプからの追放を言い渡されたとのこと。
すでにアル・イティハドとカリム・ベンゼマの間の関係はかなり悪化しており、『Mirror』によれば今回彼がクラブの練習を無断で離脱したという。
マルセロ・ガジャルド監督はベンゼマに「1人でトレーニングするように」と命令していたが、彼はそれに従うことを拒否したとのこと。
報道によればベンゼマはサウジアラビアでの生活に全く馴染むことができておらず、ヨーロッパに戻ることを模索している状況であるとか。
この1月にはマンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、チェルシーなどへの移籍が噂されたものの、巨額の報酬を受け取っていることもあって実現しなかった。