2023年シーズンで現役を引退したブラジル人MFパウリーニョ。13年半もの長きに渡り、Jリーグのチームでプレーした。
2010年に来日すると、栃木SC、川崎フロンターレ、ジェフユナイテッド千葉、湘南ベルマーレ、松本山雅FC、ファジアーノ岡山、そして、最後は松本に。
そのパウリーニョは今年から松本の強化担当に就任。9日にサンプロアルウィンで行われたJ3第3節YS横浜戦後に彼の引退セレモニーが催された。Jリーグ公式がその様子を公開している。
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長きに渡り、Jリーグで活躍されたパウリーニョさんのプロサッカー選手引退セレモニーが開催!
パウリーニョさんは日本語で挨拶し、チャントも合唱ꉂꉂ📣
2024シーズンからは松本山雅FCの強化担当として、クラブ強化に尽力中です。@yamagafc pic.twitter.com/EuhoIH0MY9
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) March 9, 2024
「すごい感動しましたね…僕の日本語はあんまりよくないからスピーチを用意しました」と日本語で語り始めたパウリーニョ。
感極まりつつ、「感謝。それは私が日本で過ごした時間を表す言葉です。外から見ると日本人は冷たい、閉鎖的だと言われることもありますが、私が13年半ここで暮らしてきたなかでそんなことはありませんでした。とても親切な人達に迎え入れていただき…。私はここで家族を築きました、子供たちがこの日本で生まれたことをとても誇りに思います」と話すと、スタジアムには拍手が。
また、日本は常に心のなかにあるとしつつ、これまで所属したチームや助けてくれた人への感謝も口にしている。心のこもったスピーチを全て日本語で話す感動的なセレモニーに「泣けました」、「涙腺崩壊」とX上では反応があり、話題になっている。