今季フェイエノールトにクラブ史上最高額の移籍金で加入した上田綺世だが、ここまで2ゴールに留まっている。
エースFWであるメキシコ代表のサンティアゴ・ヒメネスは前半戦に得点を量産していたが、彼も最近は得点数が減少している。
『ESPN』の番組で現地解説者は「ヒメネスは冬休み明け以降に3点しか決めていない。だが、問題は上田がもっといいのかどうかだ」と指摘していたそう。
かつてアヤックスやPSVでプレーした元オランダ代表MFマルシアーノ・フィンクはこの意見に対してこう答えていたという。
「監督はすぐに分かるものだ。上田にはまだ長い順応期間が必要だと思うが、ヒメネスと彼との差は大きい。上田もゴールを決められていない。
今のところ、もし彼が先発で起用されたとしても、あるいは穴埋めとして起用されたとしても、ヒメネス以上の活躍をするとは思えない。
彼(ヒメネス)に本当にプレッシャーをかける選手がいるなら、監督はその選手にチャンスを与えると言うだろう。
上田には、スピードもテクニックも感じない。ただ、彼らは獲得した。もしヒメネスが退団したら、彼がフェイエノールトのファーストストライカーになるのかは本当に疑問だ」
上田にフェイエノールトのレギュラーになれる資質があるのかを疑問視していたという。
ただ、今季の上田は控えが多いため、30試合に出場しているが、プレータイムは830分ほどに過ぎない。