昨夏にリヴァプールを契約満了で退団するとブレーメンに加入したギニア代表MFナビ・ケイタ。
このほど、ブレーメンはケイタを今季終了までの出場停止にしたと発表した。ケイタは15日のレヴァークーゼン戦で控えになることが分かると遠征帯同を拒否し、車で帰宅していた。
ブレーメンのフットボール部門トップのクレメンス・フリッツはこう断罪している。
「ナビの行動はクラブとして容認できない。この行動によって、スポーツ的にも人事的にも緊迫した状況でチームを失望させ、チームよりも自分を優先させた。我々はそれを許すことはできない。いまはこれからの試合に完全に集中し、チーム一丸となって立ち向かう必要がある。なので、これ以外の措置はない」
ケイタには多額の罰金も科され、トップチームでの練習参加やロッカーの使用も許されないとのこと。
ケイタは怪我のために満足いくプレーができておらず、人種差別の標的にもなっている。昨年末の時点で遅刻癖やスポンサー行事への不参加など問題行動があったと報じられていたが、チームとの関係性は崩壊状態にあるようだ。契約は2026年6月末まであるが、果たして。