19日にプレミアリーグの最終節が各地で行われた。

遠藤航が所属するリヴァプールはウォルヴァーハンプトンに2-0で勝利し、今季で退任するユルゲン・クロップ監督のラストゲームを白星で飾った。

クロップ監督は試合後にアンフィールドでお別れのスピーチを行った。

「ありがとう。終わりという感じはしないね。始まりのような気がする。今日は才能、若さ、創造性、欲望、貪欲さに満ちたサッカーチームのプレーを見た。それは育成の一部であり、明らかに必要なものだ。

我々にはこの素晴らしいスタジアムとトレーニングセンターがある。Wowだ。私を歓迎したように、新しい監督を歓迎するんだ。初日から全力を尽くす。信じ続ける。チームを後押しする。私も君たちの一員だ。心から愛しているよ。ありがとう。君たちは世界最高のチームだ。ありがとう!

オーバーホール(チームの大改造)は必要ないと皆が同意してくれるだろう。我々は3位でフィニッシュした。予定より早く終わった。この強力なリーグでの声明であり、私はそれでいいと思っている。

他のクラブは、最も多くの資金と最高の監督を擁して勝ち取った。我々には最高の監督もいなければ、最高のチームもなかったけれど、しばらくは最高のサッカーをしていた。

我々は堅実なクラブで、お金を使いすぎることはない。人は『十分な投資がなかった』と言う。一体何がしたいんだい?私はリヴァプール流のやり方で理解しているよ」

一方、マンチェスター・シティは史上初のリーグ4連覇を達成。優勝を成し遂げたジョゼップ・グアルディオラ監督は、声を震わせながらクロップへの思いを口にしていた。

「彼のことがとても恋しくなるだろうね。ユルゲンは私の人生にとって本当に大事な存在だった。彼は私を監督として別次元に引き上げてくれた。お互いにすごく尊敬している。

彼が戻ってくる予感があるし、彼の言葉にはとても感謝している。ただ、彼はこのクラブが私に多くのものを与えてくれたことを知っている。そうでなければ、ひとりでは成し遂げられなかった。

彼は自らのチームで私を助けてくれる…彼は我が人生における大きなライバルだ。彼らを痛めつける方法は見つけられなかった、他のチームなら見つけられるのにね。彼がいるととても難しいんだ。

彼はその足跡でリヴァプールを認知させ、リヴァプールファンであることの信じられないほどの誇りをもたらした。それはタイトルだけではない。

ある場所に永遠に留まるパーソナリティがある。ユルゲンとリヴァプールは、シャンクリーとペイズリー(リヴァプールの伝説監督)らの素晴らしいレジェンドの一部になるだろう」

しのぎを削った敵将への敬意を口にしていたようだ。

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そのうえで、「(アーセナルの監督である)ミケル・アルテタが彼の意志を継いで、私たちをさらにレベルアップさせてくれると確信している」とも述べていた。

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