デンマークのブレンビーで活躍を見せると日本代表デビューを果たした鈴木唯人。
22歳の彼はパリオリンピックで10番を背負うU-23日本代表候補だったが、本大会メンバーには選ばれなかった。
ブレンビーのイェスパー・ソーアンセン監督は、『Ekstrabladet』でその理由をこう説明していたそう。
「五輪がすべての選手にとって重要な経験になることは理解しているし、唯人も本当にパリでプレーしたがっていた。だが、我々の状況は難しい。
大会自体ではなく、そのための準備期間だ。我々はこの期間に大事な試合をプレーする、特にUEFAカンファレンスリーグ予選を。そして、彼は我々にとって重要な選手のひとりだ」
パリ五輪の男子サッカーは、7月24日から8月9日まで行われる。一方、ブレンビーは7月末に新シーズ開幕とカンファレンスリーグ予選が控えている。
そのため、鈴木を派遣することはできなかったとのこと。