ドルトムントのコートジボワール代表FWセバスティアン・アレルなどサッカー界には精巣ガンから復活を果たした選手たちがいる。
元オランダ代表FWジャン=ポール・ボエチウスは復活を目指しているひとりだ。
30歳の彼はフェイエノールト、バーゼル、ヘンク、マインツ、ヘルタでプレーしてきたが、2023年夏からは無所属となっている。
彼は2022年9月に精巣ガンの手術を受けたが、今年3月にリンパ節への転移が見つかり、化学療法を行っていた。『De Oranjezomer』に出演したボエチウスはこう話したそう。
「2週間前に病院からいい知らせがあった。望んでいた結果が得られたので、心配することなく前を向けるよ。彼らとしては5年経過しないと言いたくないらしいんだけど、こう言うよ。『僕はクリーンだ』。
今はとても体調がいい。特に見た目で分かるはずさ。アフロにしていたけれど、ハゲた(髪が抜けた)。それが今はきれいに戻ってきた。
身体的には数年はやれる。しかるべき立場の人たちがそれを見てくれることを願っているよ。試合に復帰して、健康でいたい」
ガンは寛解しており、サッカーに戻りたいと考えているようだ。
なお、彼はバーゼル時代には柿谷曜一朗とも同僚だった。