2021年に起こした交通事故で逮捕・起訴されると、2023年に懲役2年半の有罪判決を受けたオランダ人MFライ・フルート。
オランダ1部リーグのヘラクレスで10番を背負っていた彼は、その後、カザフスタンとロシアでプレーし、今夏から無所属となった。
『AD』によれば、フルート側と検察の両者が控訴を取り下げたことで、刑期に服することが決まったという。
事故はフルートと当時27歳の男が乗っていた車と家族4人が乗る車が高速道路上で衝突。幼児2人を含む一家4人は全員が怪我を負い、重傷だった4歳児は搬送先の病院で死亡した。運転者だったフルートはアルコールの影響下にあった。
フルート側は死亡した4歳児がシートベルトをしていたか否かを争点にしようとしていたものの、控訴取り下げが決まったことで予備審問も行われなくなった。
29歳のフルートはこれでキャリアを終える可能性が高いとのこと。