韓国は10日に敵地で行われたオマーンとのW杯アジア最終予選第2節に3-1で勝利した。

5日にソウルで行われたパレスチナとの初戦はまさかのスコアレスドローに終わっており、この試合には絶対に勝たなければいけなかった。

そんな一戦でエースFWソン・フンミンは1ゴール2アシストと全得点に絡む活躍を見せた。

オマーンのマスカットで行われた試合は体感温度40度、湿度83%という過酷なコンディションだったとか。ただ、『Daum』などによれば、ソンは勝利の秘訣のひとつとして、“芝”を挙げていたそう。

「まずは暑い気候の中で選手たちがよくプレーした。多くのチャンスを作って得点したのはよかった。チームワークもよかった。誰が得点したかよりも、勝点3が重要だった。難しい試合で勝点3点を獲得できてうれしい。

グラウンドの状態がよかったので、選手たちは自信を持ってプレーした。勝つことは常にいいことさ。我々は勝利を目指しているが、勝つためには多くの犠牲を払わなければならない。まだ8試合残っているので、最高の試合をするために最善を尽くす。

多くのアジアのチームが成長していることを誇りに思う。高いレベルでプレーするのはいいこと。努力しなければならない部分もある。すべての試合が難しいと考えて、自分たちのスキルを発揮すれば、いい結果を出すことができるはず」

韓国がパレスチナと引き分けた試合はソウルW杯競技場で行われた。

FCソウルの本拠地でもある同スタジアムは音楽コンサートなどスポーツ以外のイベントでも使用されている。8月にはFCソウルの監督がピッチ状態が悪かったことをファンと相手監督に謝る事態にもなった。FCソウルの指揮官は選手が怪我をする可能性もあるためピッチの改善を求めたものの、パレスチナ戦でもコンディションは劣悪だった。

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ソンもパレスチナ戦後に「ハイテンポでプレーできなかったことにファンは失望しているはず。ここで代表がプレーする時はコンディションが改善することを願う。アウェイのほうがピッチコンディションがいいのは残念」と話していた。

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