2023年に現役を引退したズラタン・イブラヒモヴィッチは、現在、ミランのアドバイザーを務めている。
ただ、『la Repubblica』によれば、イブラヒモヴィッチとミランオーナー陣との関係性が悪化しているという。
オーナー陣はいくつかの理由からイブラヒモヴィッチに対して困惑と憤りを抱いているとのこと
まずは、イブラヒモヴィッチが「Whoever moves is gay」という同性愛嫌悪的な発言をした有名YouTuberであるIShowSpeedと共演したことをオーナー陣は快く思っていないそう。
また、イブラヒモヴィッチはかつてミランでともにプレーし、生涯の友人だったはずのイニャーツィオ・アバーテとも仲違いしたとか。
引退後に指導者になったアバーテは、ミランU-19チームの監督として優れた結果を残し、U-23チームの監督への昇格を望んでいた。
だが、イブラヒモヴィッチは、ミランのプリマヴェーラ(ユースチーム)に所属していた自分の息子であるマクシミリアン(2006年生まれ)をアバーデがデビューさせなかったことに憤慨。
ミランU-19のGKコーチだったアバーデの父ベニャミーノを女子チームに異動させた後にクビにしたという。結局、アバーテはこの夏でミランを去り、セリエCのテルナーナの監督に就任した(ミランU-23の監督にはダニエレ・ボネーラが着任)。
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こういった個人的事情に基づく人事異動などもあり、イブラヒモヴィッチとミラン経営陣との緊張が高まっているそう。