フェイエノールトでの2年目を迎えた日本代表FW上田綺世。
ライバルFWサンティアゴ・ヒメネスが長期離脱となるなか、先発のチャンスが巡ってきたが、CLジローナ戦ではPKを失敗してしまった。
800万ユーロ(13億円)の移籍金で加入した上田は期待も大きかっただけに、現地では辛辣な意見も出始めているようだ。『VI』のポッドキャストで、現地ジャーナリストたちがこう話していたそう。
「彼には本当の進歩が見られない。NAC戦で素晴らしいゴールを決めたが、その後が続かない。
何かが見られるだろう、もっと自信がついて物事がうまくいくだろう、と。それからまたゴールを決め、徐々にそれが表に出てくるだろう、と。しかし、彼にはそれが見られない」
「彼からは何も見えない!(PKを失敗しても)ピッチを蹴ったり、怒ったりもしない…。もちろん、チャンスですぐにゴールを決めるなら、ストライカーとして良い資質となるだろうがね。
彼のスタッツを見てみると、ゴールするのに必要な時間がどれほどかかるのかに少しショックを受ける。
上田は謎だ。なぜなら、日本やセルクル・ブルッヘでは得点を量産していたからね。本当に奇妙だ。ただ、すぐにそうならなければいけない。いまはサンティアゴ・ヒメネスのプレッシャーもない。
上田は悪い買い物か?そう見え始めているし、彼は今後数週間でその逆だと証明する必要がある」
感情が見えにくいところも批判の対象になっているようだ。
なお、上田はフェイエノールトでの46試合で6ゴール。プレータイムは1534分ほどなので、1ゴールに要する平均時間は256分ほど。