フェイエノールトでプレーする日本代表FW上田綺世。

ライバルFWサンティアゴ・ヒメネスの長期離脱で先発のチャンスがめぐってきたが、先日のCLジローナ戦ではPKを失敗してしまった。

その上田は6日に行われたエールディビジ第8節トゥウェンテ戦でゴールを決めた。

前半28分に左からのクロスを頭で決める!

ただ、この後にも追加点のチャンスがあったものの、それは決められず。上田は84分までプレーし、フェイエノールトが2-1で勝利している。

『Soccernews.nl』によれば、ブライアン・プリスケ監督は、上田についてこう話していたそう。

「上田はボールキープの頻度が十分ではなかった。彼のパフォーマンスは波がある。前半にやったよりも多くボールキープをしてほしい。何度もいいプレーがあったが、もっと頑張ってほしい。

彼は重要なゴールを決めたが、試合を終わらせる(追加点の)チャンスもあった。なぜかうまくいかなかった。自信と関係していると思う。

彼がここに来てからしばらく経つが、自分が基盤になる選手だとは感じていなかったのかもしれない。いまはプレッシャーが肩にのしかかっているが、実力を見せ始めなければいけない。

(マインドセットコーチが手助けできるメンタル面の問題なのか)

彼はすでにそれについて話している。そのコーチは日本語が話せないが、彼らはいい会話をしている。彼のマインドセットの問題ではない。彼は真のプロフェッショナルだし、ハードワークをして、体のケアもちゃんとしている。

それよりも自信の問題だ。彼はそれを感じる必要がある、チームメイトから(の信頼)もね。彼は日本(代表)ではそれを持っている。

あのポジションでボールキープするのは簡単ではない。彼にはパスを出せる選手も必要だ。彼だけのせいではない。ただ、もっとよくなれるはずの瞬間もあったのは確か。彼は自分のことをわかっている。それに懸命に取り組んでいる。幸いなことにいいゴールを決めたしね」

「チームメイトなのにガチ喧嘩になった7つの事件」

もっとボールを収めてほしいとしつつ、これまでは絶対的な存在になっていなかっただけに自信のなさもパフォーマンスに影響していると感じているようだ。

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