日本代表は、10日にサウジアラビアとのW杯アジア最終予選第3節に2-0で勝利した。
サウジはこれで最終予選初黒星となったが、国内ではロベルト・マンチーニ監督に批判が寄せられている。
初戦で格下インドネシアに1-1で引き分けると、中国との第2節は退場者を出しながらも2-1でどうにか辛勝するなど内容が伴っていないためだ。
『Al Qahera News』によれば、マンチーニ監督は、日本に敗れた後にこう釈明していたそう。
「我々は過去に生きているわけではない。大事なのは、順位に関係なく予選を通過することだ。
3年前は状況が違った。選手たちはもっとプレーしていたし、より若かったかもしれない。現状に対処しなければいけない。
直面している唯一の問題は、3年前は全代表選手がすべての試合に関わっていたが、今は50~60%の選手しか試合に参加していない。それが唯一の問題だ」
サウジは2034年W杯開催が実質決定するなど破格の資金をサッカーに投じている。
政府系ファンドによる破格の投資で、国内リーグに世界的スターたちを引き入れてきた。マンチーニ監督は、その影響で代表選手の国内リーグでの出場機会が減っていると言及していたが、再び同じ問題を指摘をしていたようだ(サウジ代表選手は大多数が国内リーグでプレー)。
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