2日に開幕した、関東リーグ昇格をかけた注目大会「第58回関東社会人サッカー大会」。
関東圏の都道府県リーグ1部で上位に入ったクラブが一堂に会し、全16チームが一発勝負のトーナメントで対戦。決勝に進出した2チームが来年度の関東リーグ2部に昇格することが可能となる。
先週末の土日に1回戦と準々決勝が行われ、以下の4チームが勝ち残った。
FCカラスト埼玉南西(埼玉4位)
EDO ALL UNITED(東京1位)
SHIBUYA CITY FC(東京2位)
FIFTY CLUB(神奈川2位)
本田圭佑が発起人となり2020年に創設されたEDO ALL UNITEDは、初戦で同じ元日本代表の槙野智章が監督を務める品川CC横浜と対戦。後半アディショナルタイムの2得点でEDOが2-1の劇的逆転勝利を収めると、準々決勝では栃木シティU-25(栃木1位)を4-0で退けた。
もう一つの注目チーム、3年連続の出場となるSHIBUYA CITY FCは、ザスパ草津チャレンジャーズ(群馬1位)、山梨学院大学ペガサス(山梨1位)を相手にいずれも4-0の快勝。悲願の関東リーグ昇格に大きく前進している。
勝てば昇格の権利を手にする準決勝の組み合わせは以下の通り。
FCカラスト埼玉南西 vs EDO ALL UNITED
SHIBUYA CITY FC vs FIFTY CLUB
原則的に決勝へ勝ち進んだ2チームが来季の関東リーグ2部へ自動昇格。ただし、JFLから関東リーグへの降格チームが発生するなどで関東リーグのチームが規定数を超えた場合、今大会2位が関東リーグ2部8位との入れ替え戦を戦う。
今季JFLではクリアソン新宿と横河武蔵野FCの関東勢が残留争いを繰り広げており、今大会で優勝できるかどうかも運命の分かれ道となる可能性がありそうだ。
注目の準決勝2試合は、11月16日(土)に開催。その翌日17日(日)に行われる決勝を含め、残りの試合はすべて神奈川県の日産フィールド小机で開催される。