J2・徳島ヴォルティスを退団することが発表された元日本代表FW柿谷曜一朗(34)。

J2のレギュラーシーズンが終わった10日、妻でタレントの丸高愛実さんが自身のInstagramを更新し、「夫の徳島でのサッカー生活が終了致しました。徳島でお世話になった皆様、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

柿谷と丸高さんは2016年12月に結婚を発表し、3人の子供をもうけている。

仲のいい夫婦として知られ、株式会社ベネッセコーポレーションが発行する妊娠・出産・育児雑誌『たまごクラブ』で表紙を飾ったこともある。

柿谷はセレッソ大阪の下部組織出身で、10代の頃から天才選手(ジーニアス)として騒がれた。

トップ昇格後は練習態度などが問題視され伸び悩んだ時期も。そんな彼が変わるきっかけとなったのがJ2・徳島への期限付き移籍だった。

四国の地でプロとしての自覚を身につけた彼は、C大阪復帰後に日本代表へ選ばれ、2014年ワールドカップに出場している。

柿谷にとって徳島が特別なクラブだったのは間違いない。

退団のリリースで語られた「ヴォルティスで身体が動かなくなるまでサッカーがしたかった」という言葉はその表れであろう。

しかし12年ぶりに復帰した徳島での2年間でJ1昇格の目標を果たせず、クラブからは契約非更新を告げられた。

それでも柿谷は「プロの世界なので」と真摯に受け止め、妻の丸高さんも自身と3人の子供が徳島のユニフォームを着用した写真を投稿。

子供たちの背中には柿谷の代名詞である背番号「8」と「PAPA」というネームプリント。お世話になった徳島への感謝と夫への深い愛情が詰まった一枚であった。

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丸高さんは「美味しい食材に、大自然、とても充実した毎日を過ごすことができました。(8月に生まれたばかりの)長男も少しずつ外出できるようになってきたので残りの徳島ライフを楽しみたいと思います」と前向きに話していた。

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