なでしこジャパンの主軸である長谷川唯ら日本人4人が所属するマンチェスター・シティ。
公式戦10連勝中だったが、16日に行われたチェルシーとのリーグ頂上決戦に0-2で敗れた。
チェルシーは英女子トップリーグであるWSLを5連覇中の最強チーム。これで昨季からの公式戦連勝記録は16にまで伸びた。
その試合ではチェルシーに所属する20歳の浜野まいかが先制点をアシストするなど活躍。『The Athletic』によれば、浜野は守備面でも貢献していたようだ。
「シティはDFライア・アレクサンドリが不在だったため、ボール回しは守備的MFの長谷川とCBアレックス・グリーンウッドに頼らざるを得なくなったが、チェルシーは浜野の賢いプレッシングでその状況につけ込んだ。
シティのギャレス・テイラー監督はこう話していた。
『いつも言っているが、唯がボールを受けられないなら、CBのひとりがフリーになっているということ。
チェルシーが長谷川を止めようとしたことは、究極の賛辞だ。それは当然のこと。多くの試合でそれがあるし、我々も対処できる』」
最強を誇るチェルシーが長谷川を潰そうとしていたことは賛辞の裏返しというわけ。
同紙は「シティはボールをうまく回収できたかもしれないが、長谷川がうまく整理されていたため、チームとして脅威にならなかった」とも伝えており、チェルシーの狙いは機能していたようだ。