元日本代表DF吉田麻也(36)、DF山根視来(30)が所属するアメリカのLAギャラクシーが、サッカーの全米制覇に王手をかけた。

レギュラーシーズンの最終節で西地区の2位に転落していたLAギャラクシーだが、その後に行われたプレーオフでは大勝の連続で勝ち上がった。

そして現地時間30日に行われた決勝で、シアトル・サウンダーズを1-0で撃破。2024シーズン西地区の王者へと輝いた。

この試合で吉田麻也はキャプテンマークを巻き、山根視来とともにフル出場。試合後にはトロフィーを掲げている。

西地区を制したLAギャラクシーはこの後、全米一をかけて東地区の王者と一発勝負のMLSカップで対戦する。

東地区はリオネル・メッシやルイス・スアレスらを擁し、レギュラーシーズンを圧倒的な強さで制したインテル・マイアミがプレーオフで早々に敗退する波乱があった。

王者となったのは、2006年に飲料メーカーの『レッドブル』が買収したニューヨーク・レッドブルズ。

『レッドブル』は今年、大宮アルディージャが買収したことで日本でも大きな話題となった。

彼らが買収したクラブは世界中で好成績をあげており、このニューヨーク・レッドブルズも買収後のおよそ20年間でレギュラーシーズンを5度制覇している。

その一方でMLSカップに勝利したことはなく、2008年に準優勝が一度あるのみ。今シーズン念願の初制覇を目指す。

対するLAギャラクシーはMLSカップをこれまで5度制しており、今回10度目の出場で6度目の王者を狙う。

MLB(メジャーリーグベースボール)では大谷翔平のフィーバーに沸いた2024シーズン。MLS(メジャーリーグサッカー)でも日本人選手が頂点に立つことができるだろうか。

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LAギャラクシーとニューヨーク・レッドブルズのMLSカップは、12月7日(日本時間8日早朝)に開催される。

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