鹿島アントラーズは18日、横浜F・マリノスの元日本代表DF小池龍太が完全移籍で加入することが決まったと発表した。
小池は1995年8月29日生まれの29歳。JFAアカデミー福島から2014年に当時JFLのレノファ山口FCでプロ入りすると、柏レイソルを経て、2019年8月にはベルギー2部のロケレンへ完全移籍を果たす。
しかしロケレンが翌2020年4月に破産したため、直後に横浜F・マリノスへ加入。両サイドバックやボランチなどさまざまなポジションをこなし、2022年にはEAFF E-1選手権で日本代表デビューを飾った。
その年のJ1優勝に貢献すると、自身も初のJリーグベストイレブンを受賞。しかし近年は怪我に悩まされ、今季はJ1で7試合の出場にとどまっていた。
以下は鹿島への完全移籍が決まった小池のコメント。
「鹿島アントラーズのファン・サポーターの皆様、初めまして小池龍太です。これまで多くの対戦をしてきましたが、2025シーズンからともに戦うことになりました。鹿島アントラーズで戦うための責任感や、エンブレムの重みをすぐに理解できるとは思っていませんが、日々真剣にサッカーと向き合うことで、深く感じていきたいと思います。そして、これまで歴史を築いてきた選手たちのように今を必死に戦うことで、新たな歴史をチーム一丸となり築いていきます。よろしくお願いします」
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来季から待望の鬼木達監督体制となる鹿島アントラーズは、10月に就任した中田浩二フットボールダイレクターのもとで今冬の補強が進められている。