今季、鹿島アントラーズからドイツ1部のマインツに移籍した佐野海舟。
23歳のボランチは、ブンデスリーガの前半戦15試合すべてに先発起用され、2024年の戦いを終えた。
現地での評価を高めている佐野だが、スタッツでもそれが証明されている。ブンデスリーガの公式データで、佐野は今季のデュエル勝利数で堂々の全体2位となっているのだ。
佐野は15試合、計1335分のプレーで172回のデュエル勝利数を記録している。
なお、1位はレヴァークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの207回。21歳のヴィルツはドイツ屈指のテクニックを有する選手だが、デュエルでも圧倒的な数値を残している。
また、佐野は走行距離も全体5位(172.1キロ)、インテンシブランも4位(1211)を記録。リーグでも屈指の存在となりつつあるようだ。実際、市場価値も700万ユーロ(11.4億円)に跳ね上がっている。
彼は今年7月に不同意性交の疑いで警視庁に逮捕されたものの、不起訴処分になった。新天地での活躍を続ければ、2025年には日本代表への復帰が話題になりそうだ。