大宮アルディージャは25日、ジュビロ磐田より期限付き移籍中の元日本代表FW杉本健勇が、2025シーズンより完全移籍で加入することが決まったと発表した。
杉本は1992年11月18日生まれの32歳。セレッソ大阪のアカデミーでは世代別代表の常連だったこともあり、高校3年生だった2010年7月にトップチームへ昇格。2011シーズンには早くもJ1で15試合に出場し2ゴールを決めた。
その後ブレイクまで時間はかかったものの、2015年に完全移籍した川崎フロンターレから1年でC大阪へ復帰すると、J2で自身初の二桁ゴールを記録。そして2017シーズン、ユン・ジョンファン監督のもとで覚醒し、J1得点ランキング2位の22ゴールをあげた。
その年にA代表デビューを飾り、翌2018年11月には森保一監督の日本代表でもプレー。しかし2019年に完全移籍した浦和レッズで不調に陥り、2022年に加入したジュビロ磐田でもトンネルから抜け出すことができず。
ただ今季、期限付き移籍したJ3の大宮アルディージャでは34試合に出場し10ゴール。1年でのJ2復帰に貢献し、個人としてもJ3ベストイレブンに選出されていた。
以下は大宮への完全移籍が決まった杉本のコメント。
大宮アルディージャ公式
「RB大宮ファン、サポーターの皆さん、メリークリスマス! さぁ、一緒に始めようか。快進撃を」
ジュビロ磐田公式
「3年間ありがとうございました。結果で応えることができなくて、悔しいし申し訳なく思っています。チームは離れますが、ずっと応援しています。僕もまだまだ頑張ります。ファン、サポーターの皆様、短い間でしたが本当にありがとうございました」
レッドブル傘下に入った大宮アルディージャは来季からチーム名が「RB大宮アルディージャ」になることが発表されている。