2026年ワールドカップに向けたアジア最終予選で日本代表と同じグループCを戦っているインドネシア。
エリック・トヒル会長が帰化選手を積極的に登用し、韓国人のシン・テヨン監督のもとで初めて最終予選に進んだ。
そうしたなか、インドネシアサッカー協会は、シン・テヨン監督との契約解除を発表。「この決定は、チームのパフォーマンスとインドネシア代表が達成したい長期的な目標に関して、熟慮した末の検討と評価に基づくものである」としている。
シン・テヨン監督は2020年1月にインドネシア代表監督に就任。上記のように初の最終予選進出を成し遂げるなどして国民的英雄になったが、57試合でチームを去ることになった。
新監督候補には、元オランダ代表FWパトリック・クライファートが浮上。『CNN』によれば、トヒル会長もその可能性を否定しなかったという。
48歳のクライファートはスリナムとキュラソーにもルーツを持つ人物。ただ、監督としては目立った功績を残していない。そのため、元オランダ代表監督であるルイス・ファン・ハール氏とのタッグでインドネシアを指揮するとの噂も浮上している。
インドネシアは3月にオーストラリア、バーレーン、6月に中国、日本とのW杯予選を戦う。