今週欧州各地で行われるUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝進出をかけた戦い。
日本代表の遠藤航が所属するリヴァプール、上田綺世が所属するフェイエノールトは敗退が決まった。
リヴァプールはPSGと2試合合計スコア1-1となり、PK戦の末に敗退。1stレグを1-0で勝利していたが、ホームで戦った11日の2ndレグは0-1となり、PK戦で散った(遠藤は延長戦後半から出場)。
今季のリヴァプールはアルネ・スロット監督のもとで絶好調だったが、CLではベスト8に進めず。
指揮官は「得点以外では完璧な試合をした。オランダ人としてはPK戦での負け方を心得ている。これまでかかわったなかで最高の試合だった。素晴らしいパフォーマンスだった。先週、運が尽きてしまった」とコメント。キャプテンのDFフィルヒル・ファンダイクは「非常に緊迫した、素晴らしい試合だった。残念ながらPK戦で敗退したが、それが現実だ」と述べていた。
そして、フェイエノールトはインテル相手に2試合合計スコア1-4で敗退。1-2で敗れた11日の2ndレグに上田は先発から63分プレーするも得点は奪えなかった。
一方、日本代表DF伊藤洋輝が所属するバイエルン・ミュンヘンは、レヴァークーゼンとの同国対決を2試合合計スコア5-0で制してベスト8進出。
伊藤は2-0で勝利した11日の2ndレグに後半24分から出場。守備要員として投入され、仕事をこなしたとして及第点の評価を受けている。
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督は「物事がうまくいっているときは、謙虚でいようと努めている。勝ったとはいえ、ここで大きな発言をすることはない。ボーフム戦で負けたときと同じだ。嵐を乗り越えなければいけない。それが仕事の一部。今は誇大喧伝の波に乗るつもりはない」と語っていた。