3月8日に開幕した2025シーズンのJFL。
今季J3から降格(Jリーグ退会・JFL参入)したいわてグルージャ盛岡は、昨季5位のヴィアティン三重とアウェイで対戦。オウンゴールで先制したものの追いつかれ、1-1の引き分けスタートとなった。
そんな岩手が14日、MFセドリック・トゥサンをカナディアンプレミアリーグ(カナダ1部リーグ)のパシフィックFCから完全移籍で獲得したと発表した。
トゥサンは2001年3月29日生まれの23歳。カナダ出身でモントリオール・インパクトのアカデミーで育ち、2021年にカナダ1部のヨーク・ユナイテッドでデビュー。2022年8月からパシフィックFCでプレーしていた。
身長167cmと小柄ながら筋肉質でエネルギッシュな守備が光り、技術面でも確かなものを持っているボランチ。ハイチ出身の父も元サッカー選手で、自身も2024年3月にハイチ代表デビューを飾っている。
以下はトゥサンのコメント。
「いわてグルージャ盛岡のファン、サポーターの皆さん。初めまして。カナダから来たセドリック トゥサンです。
クラブのために守備で貢献する準備ができていますし、Jリーグ復帰、そしてそれ以上の結果を出すために全力を尽くすつもりです。
スタジアムに来て応援をよろしくお願い致します!」
開幕直前に“10番”オタボー・ケネスを栃木SCに引き抜かれてしまった岩手にとっては、1年でのJリーグ復帰に向けて大きな補強となりそうだ。
この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)
岩手は、今週末がホーム開幕戦。16日(日)13時からいわぎんスタジアムBグラウンドでレイラック滋賀FCと対戦する。