オランダの名門フェイエノールトでプレーする日本代表FW上田綺世。
26歳のストライカーは怪我による離脱もあり、今季はここまで5ゴールに留まっている。
そうしたなか、コル・ポット氏が『RTV Rijnmond』で、こんな指摘していたという。
「ロビン・ファンペルシー監督はボールを保持したい。試合を組み立て、ゴール前でサッカーをしたい。美しいサッカーを見せたいのだ。
いま、彼らにはストライカーがいない。上田とフリアン・カランサは十分ではないと思う。今週のインテル戦でそれを目の当たりにした。
上田は基本的に一人でプレーしていたし、中盤は連携がなく、フェイエノールトはウイングでプレーしている。
彼は体格も最高に大きいわけではない。それは彼の自信にも関係していると思う。
上田は自信が全くない。デカイプ(フェイエの本拠地)でプレーすることへの恐怖が見える。彼はボールを持っていても幸せでも快適でもない。それが大きな問題だ」
73歳のポット氏は、かつてフェイエノールトのアシスタントコーチも務めたオランダ人指導者で、ディック・アドフォカート監督の部下として数々のチームを渡り歩いた人物(現在はキュラソー代表の助監督)。
また、48歳の元オランダ人ストライカー、ヘールト・デンオーデンも「上田は優れたフィニシャーだし、素晴らしい走力と労働意識がある。だが、サッカーという点ではそれほどでもない」と指摘していたそう。
欧州に挑戦した「185cm以上」の日本人本格派ストライカー6名
上田は身長182cmほどだが、平均身長が世界で最も高いオランダではセンターフォワードとしては頼りない体格に思われているようで、ボール扱いも評価されていないようだ。なお、デンオーデンは身長193cm。