サッカーのトレンドは近年大きく変わってきているかもしれないが、いつの時代も空中戦に強い選手は重宝される傾向にある。

そこで今回は、今季ヘディングシュートの数が多い選手たちを『Who Scored』のデータを参考にまとめてみた。

ニコラ・クルストヴィッチ

所属クラブ:レッチェ(イタリア)

セリエA・レッチェのストライカー、ニコラ・クルストヴィッチはモンテネグロ代表の選手である。

これまでセルビアの名門であるレッドスターなどでプレーし、その後スロバキアのクラブで活躍するようになった。

昨季にレッチェへ加入。かつてセリエAで長らく活躍した元モンテネグロ代表、ミルコ・ヴチニッチと同じ足跡を辿ることとなった。

今季はここまで10ゴールをマーク。身長は190cmに満たないが、『30本』というセリエAで最多のヘディングシュート数を誇っている。

ティム・クラインディーンスト

所属クラブ:ボルシアMG(ドイツ)

最新のドイツ代表メンバーにも選ばれているティム・クラインディーンスト。

若手時代はフライブルクやハイデンハイムでプレー。2020年にはヘンクへ加入し、ベルギーでプレーしたが、半年で再びハイデンハイムへと戻った。

その後は2部リーグの得点王となってチームを1部昇格に導くなど活躍。昨季は1部でも二桁ゴールをマークしてみせた。

今季は新たにボルシアMGへ加入しており、ここまで15ゴールをマーク。ヘディングシュートは『28本』とブンデスリーガでトップのスタッツを残している。