トロント・ブルージェイズの岡本和真が、メジャー1年目ながら着実に存在感を示している。米MLB専門サイト『MLB Trade Rumors』は5月2日、岡本の適応ぶりを分析する記事を掲載した。4年総額6000万ドル(約96億円)の契約を結んでブルージェイズに入団した岡本は、128打席を終えた時点で打率.228・7本塁打・出塁率.313・長打率.430を記録。リーグ平均を上回る総合打撃指標を記録するチーム内でも数少ない打者として評価されている。
日本時代の弱点だった速球を克服
『MLB Trade Rumors』によると、岡本は日本時代に時速94マイル(約151km/h)以上の速球への対応に課題があったと指摘されていた。しかしMLB移籍初年度の今季はその弱点が影を潜めている。MLB公式データによると、岡本は94マイル以上のストレートに対して打率.303・長打率.636・出塁率.361を記録しており、同球種に対するリーグ平均(打率.233・長打率.398・出塁率.333)を大幅に上回っている。守備面でも予想以上の安定感を見せており、同記事は「総合的に見て十分に合格点の選手だ」と評した。
課題は変化球——それでも「契約通りの働き」と評価
同記事は同時に課題も指摘している。三振率29.7%はブルージェイズが望む水準より高く、特に変化球に対しては打率.069と苦しんでいる。一方で四球率10.9%はリーグ平均を上回っており、出塁面では安定している。村上宗隆(ホワイトソックス)の活躍と比較すると見劣りする面もあるが、同記事は「岡本はパワーを発揮し守備でも安定している。契約通りの働きをしている」と締めくくった。
