MLB公式メディア「日本の野球の歴史が紡がれた」
現地時間5月27日、ドジャースタジアムで行われたドジャース対ロッキーズの一戦。先発はロッキーズが菅野で、ドジャースが大谷。2025年からMLBでプレーする菅野に対し、大谷は同年はトミー・ジョン手術からの復帰途上で登板を制限していたこともあり、打者としての対戦はあったが、2人が同じ試合で登板することはなかった。
『MLB.com』はこの一戦を「ドジャースタジアムの照明の下で、日本の野球の歴史が紡がれた」と報じた。同メディアは2人の歩みが今から14年前の2012年NPBドラフト会議にさかのぼることを伝えている。当時、大谷は北海道日本ハムファイターズから、菅野は読売ジャイアンツからそれぞれ1位指名を受け、同期としてプロの世界に足を踏み入れた。NPBで沢村賞を2度、2021年の東京オリンピックで金メダルを獲得した菅野が36歳になって、ドラフト同期の大谷とMLBで投げ合うことになったのだ。
菅野「ドジャースタジアムは間違いなく……」
試合は1回裏、1番指名打者としても出場した大谷が菅野の150km/hのストレートを完璧に捉え、センターバックスクリーンへの先頭打者本塁打を放った。その後、菅野はフレディ・フリーマンにも一発を浴びたが、1回を2失点に止めた。
そして3回裏、大谷の第2打席で菅野は本塁打を打たれたのとほぼ同じ149キロのフォーシームを低めに投げ込み、見逃し三振を奪った。さらには5回の第3打席も菅野は大谷をカットボールで一ゴロに仕留めている。
この日、菅野は4回と3分の2を投げて3失点で降板、一方の大谷は6回99球を投げて被安打ゼロ、四死球が絡んだ1失点のみに抑えて勝利投手となった。『MLB.com』によると、菅野は試合後に「ドジャースタジアムでの初先発は、間違いなく特別な気持ちだった。2本のホームランは防げたはず。その後は制球をもう少し調整しようとした」と語った。
