レアル・ソシエダのMF久保建英が、不完全燃焼でFIFAワールドカップ2026での戦いを終えた。グループF初戦のオランダ代表戦に先発し躍動を見せたが、後半にオランダDFダンフリースと接触して左膝を負傷。その後の2試合を欠場し、ラウンド32のブラジル代表戦もベンチスタートのまま、日本の敗戦を見届けることとなった。
ダンフリースとの接触、左膝負傷
初戦のオランダ戦(現地時間6月14日)、久保は先発出場し主に攻撃面でチームを牽引、アシストを記録するなど躍動した。しかし後半、ダンフリースとの接触で左膝を負傷し、途中交代を余儀なくされた。MRI検査で左膝の損傷が判明し、続くチュニジア戦、スウェーデン戦をともに欠場。日本はこの間、チュニジアに4-0で快勝、スウェーデンとは1-1で引き分け、久保不在でもグループF2位で決勝トーナメント進出を果たした。
ベンチで見た敗戦、涙の理由
ラウンド32のブラジル戦でも実戦復帰はかなわず、久保はベンチスタートとなった。試合は佐野海舟の先制点を守り切れず、後半にカゼミロ、アディショナルタイムにマルティネッリへ得点を許し、1-2で逆転負け。日本はまたも初のベスト8進出を逃した。試合後、海外メディアは負傷で出場できなかった久保がチームメイトとともに涙を見せたと伝えている。カタール大会に続き、2大会連続でピッチの外からW杯を終えることとなった。試合後、久保は「持っていないと言われれば、それまでです」と胸中を明かしつつ、チームメイトへの申し訳なさを口にした。

