フィラデルフィア・フィリーズを解雇され、サンディエゴ・パドレスに移籍したニック・カステヤノスが、5月25日のフィリーズとのシリーズ前に取材に応じ、古巣に対する率直な思いを語った。フィリーズのロブ・トムソン前監督との亀裂や、試合中の飲酒で連続出場記録が止まった「マイアミ事件」について、カステヤノスは「わだかまりはない」と語り、現在のパドレスでの生活に前向きな姿勢を見せた。
「もっとうまくできた」マイアミ事件の初告白
現地メディア『フィラデルフィア・インクワイアラー』によると、カステヤノスは2025年6月、マイアミでのマーリンズ戦で守備固めのために交代させられた後、ビールをベンチに持ち込んだ。これを受けてトムソン監督は翌日のスタメンから外し、236試合連続出場記録が止まった。
カステヤノスはこの一件についてこう語った。「溜め込んでいた感情と欲求不満が一気に出てしまった。言ったことは全て本物の気持ちだったが、もっとうまくやれたと思う。今は何か不満があれば、すぐにその場で伝えるようにしている。一段ずつ階段を上る方が、一気に飛び越えようとするよりずっと楽だと学んだ」。
5年165億円から最低年俸契約へ、その選択の理由
同記事によると、フィリーズはカステヤノスに1億ドル(約165億円)の5年契約が1年残っている状態で2月12日に解雇し、残りの2000万ドル(約33億円)はフィリーズが負担した形でカステヤノスはパドレスと最低年俸で1年契約を結んだ。「彼らは勝つために必要な判断をした。それが私をサンディエゴに連れてきた。全ては理由があって起きると思っている」と語った。現在は先発出場53試合中29試合と控え的な役割だが、コミュニケーションの改善を挙げてパドレスでの環境に満足していると明かした。
