FIFAワールドカップ(W杯)2026で、ガーナ代表のMFトーマス・パーティが、共催国の一つであるカナダへのビザ発給拒否を巡る異議申し立てに敗れ、入国が不可能となったことが明らかになった。中盤の要を欠くことでガーナ代表は大打撃を受けている。
パーティの異議申し立てが退けられた理由
パーティが入国を拒否された背景にあるのは、パーティに対する強姦と暴行の容疑による告発だ。カタールメディア『アルジャジーラ』の報道によると、カナダの入国管理当局は、これらの重大な犯罪容疑の告発を受け、パーティに対する入国ビザの発給を拒否する決定を下した。一方のパーティ側はこの判断を覆そうと、司法の場に異議を申し立てていたが、最終的に申し立ては却下された。カナダ当局は、係争中の重大な容疑を持つ外国人の入国を認めていない。
パーティはアトレティコ・マドリードやアーセナルを経て、今季はビジャレアルでプレーしている。今季はラ・リーガで25試合に出場。ガーナ代表では57試合15ゴールを誇り、33のベテランとして中盤に欠かせない存在だ。
アーセナル時代の容疑が招いたW杯欠場
しかし、カナダ当局の決定を受け、パーティは初戦のトロントで行われたパナマ戦の欠場を余儀なくされた。容疑はアーセナル時代のもので、パーティは否認している。
ガーナ代表のカルロス・ケイロス監督はパナマ戦を前に「我々には固まっているプランがある。ナンセンスな問題についてコメントをするのは私の仕事ではない。私の仕事は、目の前にあるカードで勝負することです」とコメントした。
ガーナ代表は第2戦はアメリカのボストンでイングランド代表と戦うが、パーティが合流する見通しは立っていない。SNSではガーナサポーターに「彼のいない中盤でどうやって戦えばいいのか」「有罪が決まってないのに入国拒否は厳しすぎる」といった動揺が広がっている。
