ロサンゼルス・ドジャースの投手育成部門の責任者、ロブ・ヒル氏が、佐々木朗希とボストン・レッドソックスの剛腕クローザー、アロルディス・チャップマンを比較する異例の分析を披露した。24歳の日本人投手と38歳のキューバ人投手という組み合わせは、右投げの先発と左投げの救援という違いもあり一見奇妙な比較に思えるが、ヒル氏は両者に共通する身体的特徴に着目した。
ヒル氏が見た佐々木とチャップマンの身体的共通点
ヒル氏は「Pitching Ninja」として知られるロブ・フリードマン氏のインタビューでこう語った。「2人には共通する要素がいくつかあると思う。彼らは極端に長い四肢を持っている——そのレバーが馬鹿げているほど長い。それらをまとめて連動させ、マウンド上でうまく配分する方法を見つけるには、かなりの勢いと動きが必要になる。直接的な比較とは言わないが、間違いなく似ている部分はある」。長い手足を持つ投手特有のメカニクスの難しさは、両者のキャリアにも反映されている。
防御率5.88から4試合で「一変」した佐々木の現在地
米老舗スポーツ専門誌『Sports Illustrated』によると、チャップマンは8度のオールスター選出を誇り、今季も22試合で防御率0.83・14セーブを記録。通算381セーブはMLB歴代10位の記録だ。一方でヤンキース、ロイヤルズ、レンジャーズ、パイレーツを渡り歩いた3年間でわずか29セーブにとどまった時期もある。佐々木は身長188センチの長身で、5月16日時点では防御率5.88・FIP6.51と苦しんでいたが、続く4試合では24回1/3を投げて自責点わずか4と一変している。
