MLBナ・リーグ西地区で首位を走るドジャースだが、盤石に見えるチームに新たな懸念が浮上している。米メディアは戦力面の問題だけでなく、若手選手の精神的な不安定さがポストシーズンへ向けた課題になりつつあると指摘。佐々木朗希のトレード論まで浮上している。
ラッシングは大谷とうまく意思疎通できず
米スポーツメディア『FanSided』が取り上げたのは、最近話題となったラッシングと佐々木の振る舞いだ。ラッシングは試合中に大谷翔平と配球を巡って意見が対立。最終的には大谷が自ら配球を決める場面があり、その後はデーブ・ロバーツ監督とフレディ・フリーマンがラッシングをなだめる様子も見られたという。
佐々木は6月26日(日本時間27日)のパドレス戦で5四球を与えて制球を乱し、ベンチでは涙をこらえるような表情を見せた。同メディアは「結果が出ないことへの悔しさは理解できる」としながらも、こうした感情を公の場であらわにしたことで「今後さらに大きなプレッシャーがかかる終盤戦やポストシーズンで耐えられるのか疑問が残る」と表現した。
特に佐々木については、時折見せる制球難があり、精神面の揺らぎが投球内容にも影響しているように映ると分析。ラッシングについても、大谷が試合後に捕手とのサインの意思疎通が合わなかったことに言及したことを踏まえ、経験不足が露呈した場面だったと伝えている。
「トレード期限まで残された時間は…」
正捕手だったウィル・スミスの首の状態が万全ではないことから、トレードされない限りはラッシングがその役割を担うことになる。さらにブレイク・スネルやタイラー・グラスノーといった先発ローテーションの投手陣も故障離脱している状況だ。
8月3日(日本時間4日)のトレード期限まで残された時間は限られており、同メディアは10月の大舞台を見据えれば、実績豊富なベテラン戦力を補強する必要があると主張。「先発についても、大谷翔平や山本由伸に加えてポストシーズンを任せられる経験豊富な投手の獲得が不可欠だ」と報じている。
