ニューヨーク・メッツの千賀滉大が6月28日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で、メジャー4年目にして初となるリリーフ登板を果たした。先発ローテーションから外れて以降初の登板となったこの試合で、5イニングを投げて4安打2失点・4奪三振・1四球を記録。速球は100マイル(約161キロ)に達し、“お化けフォーク”も駆使して安定した投球を見せた。

「私が結果を出さなければ先発に値しない」——千賀が語った覚悟の言葉

試合後、千賀はこう語った。「準備はできていた。あとは自分次第だ。競争できなければ、ローテーションの一角を占める資格はない。逆に競争できるなら、先発でも投げられると思っている」。千賀が先発から外されたきっかけは、6月24日のシカゴ・カブス戦での大乱調(3回2/3・7失点・5四球)だった。当時のカルロス・メンドーザ監督はこの登板を受け「こんな内容では通用しない。おそらく決断することになるだろうが、あの内容では話にならない」と述べ、事実上のブルペン転向を示唆していた。

2ランを被弾しながらも将来性を示す

この試合でのメッツのブルペン戦略は、シオネル・ペレス、トバイアス・マイヤーズが序盤を抑え、千賀が中盤以降を担う形だった。4-3のリードを引き継いだ千賀だったが、ナ・リーグ本塁打ランキング上位のカイル・シュワーバーに2ランを浴びて逆転を許した。しかし米老舗スポーツ専門誌『Sports Illustrated』は「2ランを被弾しながらも、100マイルの速球とお化けフォークで将来性を示した登板だった。フォークもここ数カ月で最も良い出来だった」と総括した。メッツは最終的に5-4で敗れた。

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