サンフランシスコ・ジャイアンツのラファエル・デバーズが6月21日のマイアミ・マーリンズ戦で、トニー・ヴィテッロ監督が出した代走の交代指令を公然と拒否した。9回先頭打者として四球を選んだデバーズに対し、監督は代走のジョナ・コックスを送ろうとしたが、デバーズはコックスを手で制してベンチへ向かった。ベンチコーチのジェイス・ティングラーが背中を叩こうとすると、それも避けてチームメイトとの接触を一切断ち、ダグアウトへ消えた。
監督「許しがたい。実質的な命令不服従だ」
ボストンのメディア『Boston.com』によると、米スポーツメディア『The Athletic』のMLB担当記者のケン・ローゼンタールはこの件についてこう述べた。「許しがたい。昨日デバーズがやったことは、実質的な命令不服従だ。試合後にコメントしなかったのも、またダメな対応だ」。ヴィテッロ監督は試合後「我々は毎日話している。私はこの件で問題ない」と述べ、表向きは沈静化を図った。デバーズは試合後に取材に応じなかった。結果的にジャイアンツは試合に2-1で敗れ、チームは勝率.403で今季最悪の成績を記録している。
ボストン時代から続く「問題行動」
デバーズはボストン時代、アレックス・ブレグマンの加入でサードからファーストへのコンバートを求められたにもかかわらず、それを拒否して物議を醸した経緯がある。昨夏レッドソックスにトレードされて以来、打率.238・11本塁打とパフォーマンスも低迷。2033年まで総額2億ドル超の契約が残っており、ジャイアンツは8月3日のトレード期限に向けてデバーズの放出を検討しているとされる。元レッドソックス監督のアレックス・コーラはSNSにわずか「でも、でも…」と意味深な投稿をして話題を呼んだ。
