ニューヨーク・メッツが前半戦を40勝57敗で終える大失速のなか、元打撃コーチ兼ベンチコーチのエリック・チャベスが自身のポッドキャスト『EC3』で、フアン・ソトの問題行動とフロントオフィスの対応について暴露し、波紋を広げた。チャベスは「フロントオフィスがソトを過保護に扱っていた」と主張。ソトがイニング間にダグアウトではなくロッカー室のソファで過ごしていたことを、フロントも黙認していたと証言した。
アシスタントGMが見せた"黙認"の瞬間
チャベスはポッドキャストでこう語った。「組織全体としてリーダーシップと責任感が欠けていた。アシスタントGMがソトの隣に座って肩を叩き、誰も『ダグアウトでチームメイトと一緒にいろ』とは言わなかった」。チャベスは2024〜2025年シーズンにメッツのコーチングスタッフを務めており、この光景を直接目にしたと主張している。米スポーツメディア『Heavy』によると、ソトはこの件を問われた際に回答を避けた。
打率リーグ屈指でも、チームは沈んだまま
問題はソトの実力不足ではない。今季ソトは打率.290・21本塁打・出塁率.405・OPS.967(出塁率とOPSはナ・リーグ2位)と好成績を残している。ソトの出場試合とチームの勝敗には明確な相関があり、チームの浮沈はソト次第という状況だ。史上最大規模となる15年7億6500万ドル(約1241億円)の契約を背負う27歳が、崩壊しつつあるチームの中でどう振る舞うべきかという問題はメッツ球団全体の課題となっている。
