チェコ杯王者のMFKカルヴィナーが、来季の欧州大会から除外された。『AP通信』が報じている。欧州サッカー連盟(UEFA)は、国内で発覚した八百長問題への関与を理由に処分を決定した。クラブはすでに、6月16日付でチェコサッカー協会から国内1部リーグを追放されており、それに続く処分となった。

審判と選手への買収工作

問題となったのは、2024年に行われたリーグ戦1試合と、カルヴィナーが関係する残留プレーオフ2試合だ。チェコサッカー協会の倫理委員会によると、クラブは試合結果に影響を与える目的で、審判2人と選手2人に賄賂を持ちかけたという。

罰金は1000万チェコ・コルナ。AP通信の換算では48万ドルで、日本円にすると約7700万円に相当する。軽い処分ではない。クラブ側は決定を不服として争うこともできたが、異議申し立ては行わなかった。

欧州リーグ出場権も失う

カルヴィナーはチェコ杯を制したことで、来季のUEFAヨーロッパリーグ予選4回戦に進む予定だった。しかし、今回の除外によって出場権を失う。代わりに同国の強豪ヴィクトリア・プルゼニが参加する。プルゼニが同予選で敗れた場合は、UEFAカンファレンスリーグに回るという。

八百長疑惑はクラブだけにとどまらない。チェコ協会は3月、国内上位4カテゴリーの審判や役員、現役選手、元選手、クラブなど、計47の個人・団体が懲戒調査の対象になっていると明らかにしていた。

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