FIFAが、2ワールドカップ決勝で使用されたピッチの芝生を記念品として販売することが分かった。米経済誌『Forbes』などが報じている。価格は1点450ドルからで、900ドル、1200ドル、3000ドルの4種類を用意した。最安価格帯の450ドル版は、決勝前の段階で早くも完売していたという。すべて完売した場合、売上は約1120万ドルに達する可能性がある。購入者は、決勝終了後に樹脂で封入されたピッチの一部を受け取ることができ、永久に保存できるようだ。

3000ドル版だけの特典が判明

すべてのグレードに共通するのが、真贋を証明する「認証フィルム」を収めたUSBメモリ付きのアクリルケースだ。450ドルから1200ドルの商品には、約2.5インチ(約6.4センチ)角の芝生が収められる。価格による違いは明らかにされていないが、ゴール前やペナルティースポット、センターサークルなど、採取場所によって分けられる可能性もあるという。

最高額となる3000ドル版には、3インチ(約7.6センチ)角の芝生を使用。さらに金色の彫刻が施された記念チケット、決勝球のミニレプリカ、クリスタルガラス製のワールドカップトロフィーが付属する。

7月19日の決勝後に芝生を回収

芝生は7月19日の決勝終了後にピッチから回収され、土とともに透明な樹脂製のブロックに封入された。ブロックには開催地や試合日に加え、スペインが1-0で優勝した結果なども刻まれる仕様だという。FIFAは決勝終了後に商品を発送すると説明していた。過去にも、クラブワールドカップ決勝で使用された芝生を販売した実績がある。

昨年は、チェルシーとパリ・サンジェルマンのクラブワールドカップ決勝の芝生の断片を販売している。ユニホームやチケットだけではない。世界最大の一戦が行われたピッチそのものも、高額な記念商品となるようだ。

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