大谷翔平と水原一平元通訳を巡る巨額違法賭博・詐欺事件について、米メディア『ESPN』が全6話のポッドキャストシリーズを発表した。シリーズは7月28日に配信が始まり、8月11日まで新エピソードが順次公開される予定で、事件の裏側に迫る内容がSNS上でファンの間の賛否を呼んでいる。
ESPNドキュメンタリー「30 for 30」の内容とは
ESPNが発表したのは、看板ドキュメンタリーシリーズ「30 for 30」の一環として制作された「The Betrayal of Shohei Ohtani(大谷翔平の裏切り)」。全6話による構成で、ホストを務めるのは2024年3月に水原氏の賭博疑惑を第一報としてスクープしたESPNの調査報道記者、ティシャ・トンプソンだ。
番組では、水原被告がロサンゼルス・エンゼルス加入前にどのような人物であったかという生い立ちや経歴から解き明かしていく。そして、大谷の口座から1,700万ドル(約26億円以上)近くを盗み出して違法なブックメーカーへの借金返済に充てた詐欺の全貌や崩壊していった二人の関係、そして当局による捜査の背景を描く。
SNS「ドジャース嫌いの連中はいまだに大谷を…」

水原被告はすでに連邦裁判所で有罪を認め、禁錮57ヶ月(4年9ヶ月)の判決を受けて服役中。一方、連邦捜査局(FBI)などの捜査により、大谷自身は違法賭博に一切関与しておらず、詐欺の被害者であることが証明されている。
配信開始を受けて、米メディア『Sportskeeda』によると、ネット上のファンからは様々な反応が寄せられている。あるファンは「番組タイトルは『大谷はいかにして賭博の追及から逃れたか』にするべきだ」と皮肉った。別のファンは「FBIの捜査を経てもなお大谷をギャンブラー扱いするのは、嫉妬深く歪んだ人間だ」と反論し、賛否両論が渦巻いている。
