NBAの生涯年俸総額が歴代最高のレブロン・ジェームズが7月24日、フィラデルフィア・76ersと2年総額約790万ドル(約12億円)のベテラン最低年俸契約を結んだと米スポーツメディア『ESPN』のシャムス・チャラニア記者が報じた。昨季レイカーズで得ていた5260万ドルから約48億円の大幅な減額となり、NBA史上最大の年俸削減と言われている。
「引退を考えていた。でも競争と優勝への意欲が残っていた」——レブロンが自ら心境を告白
レブロン本人はSNSでこう投稿した。「シーズンが終わった時、自分は終わったと思っていた。発表する準備はできていなかったが、もう最後の試合を終えたと確信していた。でも時間をかけて考え直した。まだ競争したい、優勝したい、その瞬間の喜びをもう一度感じたい気持ちがある。76ersを優勝チームにできると信じているし、新しいファンを鼓舞してこの最後の旅を始めることを楽しみにしている」。エージェントのリッチ・ポールはレブロンが「最初から金ではなく、優勝できるチームを求めていた」と説明した。
76ersのサラリーキャップ制約でベテラン最低年俸しか提示できず——NBAの労使協定が生んだ「最大の給与削減」

米スポーツメディア『CBS Sports』によると、この給与削減は「金銭的な犠牲」ではなく、76ersがNBAの給与制限ルール(アプロン)により法的にこれ以上の金額を提示できなかったという事情もある。ジョエル・エンビード、タイリース・マクシー、ジェイレン・ブラウンの3人だけで総額2億900万ドル超の給与を占めており、76ersはベテラン最低年俸以外に提示できる手段がなかった。ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事は7月24日を「レブロン・ジェームズ・デー」と公式に宣言。シャムス・チャラニアの予測では、レブロンが2028年まで現役を続ける可能性が高いという。
