MLBシカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆が故郷の熊本県で発生した大規模な地震について心境を語った。高校生の頃には自身も震災を経験しており、被災地や故郷の人々に対する強い思いを明かした。

母校の体育館が避難所になった過去

地震が発生したのは7月28日。熊本県周辺をマグニチュード7.1の地震が襲い、最大震度7を観測した。多数の死者が確認されるなど、現地では深刻な被害が発生している。

村上は熊本で生まれ育ち、高校は九州学院でプレー。高校2年生だった2016年4月にも熊本では大きな地震が発生し、村上も被災。母校の体育館が避難場所となるなど、野球の練習がままならない日々を送ったこともある。

ヤクルトに入団してプロ野球選手となってからは、本塁打を打つ度に熊本城の復興のために一定額を寄付するなど、地元を思い続けてきた。

村上が"恩返し"に込めた覚悟とは

画像: 村上が"恩返し"に込めた覚悟とは

7月28日のヤンキース戦では4打数で1安打を放った村上。『MLB.com』によると、試合後の村上は神妙な面持ちで取材に応じた。「ニュースを聞いて本当に驚きました。10年前の地震を覚えていますが、自然災害は予期できないとはいえ、大きなショックを受けています。前回の地震からようやく復興しつつあったところだったので、再びこのようなことが起きてしまい本当に無念です」と胸の内を明かした。

それでも、プロ野球選手としてアメリカから勇気を届ける。「必死にプレーして熊本の皆さんに応援してもらえるような姿を見せることで恩返しがしたい。結果を出すために必要なことは何でもする」と決意を語った。

ホワイトソックスは8月4日、村上が試合で使用した道具などを対象にした熊本地震支援のオンラインオークションを開始した。村上は「試合で使うギアを寄付し、地域や熊本自体に還元されるようにしたい」と語り、個人としての支援も別途発表する意向を示している。

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