日本では侍ジャパンで広く知られるようになったラーズ・ヌートバーが8月3日、セントルイス・カージナルスからアリゾナ・ダイヤモンドバックスへトレード移籍することになった。米専門サイト『MLB Trade Rumors』が報じている。2018年のドラフトで指名されたセントルイス・カージナルスはメジャーで6シーズンを過ごした球団だった。移籍前には、去就を巡る質問に印象深い言葉を残していた。
「戻るつもり」だったヌートバーの本音
ヌートバーはトレード成立の4日前にあたる7月30日、カブス戦後の取材に応じている。『MLB.com』に対し、「このチームが大好きだ。周りの雑音をコントロールすることはできない。何が起こっても仕方ない」と語っている。遠征後もカージナルスに戻るつもりだと語っていた。
結果的に、直前のカブス戦が本拠地での最後の出場となった。ダイヤモンドバックスはトレード要員として、右腕ダニエル・イーガン、左腕サンドロ・サンタナ、後日指名選手をカージナルスへ放出している。
左翼の穴、8人試しても埋まらず

28歳のヌートバーは、オフシーズンにかかとの手術を受けて開幕には間に合わなかった。6月初旬に復帰すると、48試合で打率.234、出塁率.333、長打率.354をマークしている。打撃成績は低調気味だが、四球率は13.1%と高く持ち前の選球眼は健在だ。
ダイヤモンドバックスは今季、左翼を固定できていない。これまで8選手を起用しているものの、合計OPSはリーグワースト4位の.667にとどまる。ヌートバーは外野の全ポジションを守ることができ、主に左翼を務めていた。ダイヤモンドバックスにとって左翼の穴を埋める存在として期待される。
