シカゴ・カブスの今永昇太が、長い間苦しんでいたクセを克服したようだ。米メディア『CBS Sports』が報じている。6月24日のニューヨーク・メッツ戦では、5回1/3で4失点。さらに、速球だけで3本塁打を浴びた。しかし、その次の登板から捕手のある行動をとるようになってから、復調のきっかけを掴んだという。

捕手が高い位置にミットを構える

今永は今季序盤から、投球前のクセを見抜かれて球種がバレる「ティッピング」に悩まされていたという。原因と疑われていたのが、グラブの構え方だという。メッツ戦では顕著に表れていたのか、速球で3度しか空振りを奪えず、反対に3本塁打を浴びた。

そこでカブスが対策として取り入れたのが、捕手がストライクゾーンの遥か上にミットを構える方法だ。高めに投げろというサインではなく、今永に「クセを出すな」という視覚的なメッセージだという。メッツ戦の次の登板から取り入れられることとなった。

防御率も3.74まで好転した

画像: 防御率も3.74まで好転した

対策後から、今永の投球内容は大きく改善され、実際に数字にも出ている。メッツ戦以降6試合に先発し、35回2/3を投げてわずか7失点しかしていない。本塁打も4本に抑えている。直近9試合のうち8試合を、2失点以下に抑えている。

見事に復調し、今永は8月11日のナショナルズ戦時点で今季24試合に先発、137回1/3を投げて8勝9敗、防御率3.74、130奪三振という数字を残している。ストライクゾーンから大きく外した高めの構えだが、球種を読まれる弱点を消すための型破りな方法だった。

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