アル・ヒラルおよびサウジアラビア代表のレジェンド、サミ・アル・ジャバー氏が、移籍市場で高騰する移籍金水準を痛烈に批判している。槍玉に挙がったのは、ウェストハムから加入したオランダ代表FWクリセンシオ・サマーフィルの獲得だ。サウジの番組『Nadeena』に出演した際の発言を、サッカー専門メディア『Goal.com』が伝えている。

「代理人や海外メディアが市場価値を釣り上げている」——技術評価と値段は別物と強調

アル・ジャバー氏ははこう語っている。「現在の価格はあまりにも非論理的だ。サマーフィルは6500万ユーロ(約120億円)の価値はない。将来性のある優秀な選手ではあるが、支払われた金額は途方もない額だ」。選手の技術的評価と、クラブが市場でつける値段は切り離して考えるべきだとの立場だ。

「代理人や仲介人、海外メディアが選手の市場価値を過剰に釣り上げている。サウジリーグのクラブは資金力を狙われる格好の標的になっている」とも指摘している。

高騰した相場の定着に警鐘

画像: 高騰した相場の定着に警鐘

アル・ジャバー氏はアル・ヒラルに限らずサウジリーグ全体が過大な金額を支払っていると指摘し、数年前と比べて移籍金の水準が急激に高騰していると警鐘を鳴らす格好だ。「アル・ヒラルや他クラブが巨額の資金を投じ続ければ、将来的にスター選手の獲得が困難になるだろう」と述べた。現在の高騰した相場が新たな基準として定着しかねないとの懸念だ。

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