故グレッグ・ビッフル氏(元NASCARドライバー)の元妻ニコールさんが、娘エマさんの死亡をめぐり遺産に1000万ドル(約15.4億円)の請求を申し立てたことが分かった。エマさんは2025年12月18日、ノースカロライナ州で起きた飛行機事故で死亡している。米芸能メディア『TMZ』が入手した裁判資料をもとに報じた。

元妻ニコールさんが遺産分配の停止を求める

『TMZ』によると、エマさんは事故当時、ビッフル氏とともに搭乗していた。ニコールさんはすでにビッフル氏の遺産などを相手取り「不法死亡訴訟」(遺族が死亡の責任を問い損害賠償を求める米国の訴訟制度)を起こしている。

今回の申し立てでは、自身への賠償金支払いの原資を確保するため、遺産からのこれ以上の分配を停止するよう求めた。ニコールさんは訴えの中で、事故当日エマさんは体調が悪く旅行に行きたくないと訴えていたと主張。それでもビッフル氏が「エマの同行を強く求めた」とし、ビッフル氏側に過失があったと訴えている。

他の遺族の請求と合わせ総額4000万ドル規模に

画像: 他の遺族の請求と合わせ総額4000万ドル規模に

ビッフル氏の遺産をめぐっては、同じ飛行機に搭乗していたデニス・ダットン氏とその息子ジャック氏の遺族もすでに合計3000万ドル(約46億円)の訴訟を起こしている。今回のニコールさんの請求を合わせると、遺産に対する請求総額は4000万ドル(約61億円)規模に達している。

飛行機はノースカロライナ州のステーツビル・リージョナル空港を離陸した直後に墜落していた。ビッフル氏はNASCARカップ・シリーズで通算19勝を挙げたベテランドライバーで、2016年シーズン限りでフルタイム参戦から退いていた。

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