WNBAを長年率いてきた最高責任者が、その座を離れることになった。米『TMZ Sports』が報じている。就任時から観客動員や収益面など様々な面で劇的にリーグを成長させてきた一方で、近年は多くの批判も浴びてきた。そんな中、今年いっぱいで退任することが決まったという。
7シーズンでリーグの成長を牽引
退任するのは、WNBAコミッショナーのキャシー・エンゲルバート氏だ。『TMZ Sports』によると、7シーズンにわたってWNBAを率いてきた同氏は、2026年末をもって退任することが分かったという。
エンゲルバート氏が就任する以前と比べ、WNBAは劇的に変わった。視聴者数や観客動員が増加し、大型の放映権契約も実現。さらには、リーグは拡大を続けており、2030年までに新たに6チームが加わる予定だ。
成長の裏で相次いだ批判

7シーズンでWNBAの事業規模を大きく成長させた一方で、リーグ運営を巡って批判にもさらされた。ミネソタ・リンクスのナフィーサ・コリアーは昨季終了後、エンゲルバート氏を「無責任」と指摘し、「リーグには最高の選手たちがいるが、世界最悪のリーダーシップだ」と厳しい言葉で批判している。
最近では、元NBA選手のエネス・カンター・フリーダム氏をめぐり、トランスジェンダー選手の女子スポーツ参加問題で論争も起きている。30シーズン目の節目を迎えるWNBAだが、後任はまだ明らかになっていない。
